[2021年9月]IPO抽選結果と初値・その後の推移について

投資

2021年9月はIPOのプチラッシュ月でした。

全部で14社の企業が新規上場しましたね。

最近は地合いが悪く、A級IPOでも初値が伸び悩むことが多いですが、

それでも14社全てが公募価格を上回っています。

IPO当選した株を初値で売った場合の勝率は100%だったというわけです。

IPO当選された方はおめでとうございます!

今回はそんな2021年9月上場のIPOについて事前評価と初値の状況や、

その後の株価の推移等を振り返って、現在のIPO市場の状況を

分析してみます。

(※今回は素人が分析する与太話のような記事になります。

所謂、「無料ブログで好き勝手書く」レベルの記事になるので、

コーヒーブレイクだと思ってお付き合いください。)

2021年9月IPO戦績概要

14社上場

公募割れなし(勝率100%)

初値売りした場合の利益額

・5万円以下  3社

・10万円以下  7社

・20万円以下  2社

・それ以上   2社

せっかく苦労して得た公募株なのに、14社中10社が初値売りで10万円以下の利益となっています。

割れてないのが救いですが、もう少しIPOにいい風が吹いて欲しいところです。

儲かるみたいだけどIPOって何?って方は以下の記事をお読みください。

IPOの当選確率はどれくらい?当選に確実に近づく6つのコツ
IPOになかなか当選しない人は、当選するためのコツを押さえられていない可能性があります。当選するために押さえるべき6つのコツを実践することで、確実にIPO当選確率を向上できる可能性が高いです。我が家の当選実績・年間利益額や、資金配分の方法も教えます。

※ちなみに我が家は9月IPO全敗でした・・・。

どうせ当たっても利益少なかったから、当たらなくてよかったんだい!うじうじ。

初値と10/12終値の株価の比較

初値越え  4社のみ

初値以下  その他10社

上場後の値動きが本当に芳しくない状況が続きます。

初値を超えた3社以外でも、短期のセカンダリーではジィシィ企画くらいでしか勝てず、

この2社も数日で初値以下まで株価が落ちています。

お祭り騒ぎの「新規上場」が終わってしまった後の相場で、

どの株が本当に伸びるのか素人が見極めるのは難しい展開が続いていますね。

我が家も指を咥えて外野からIPO市場を眺めて楽しんだ9月IPOでした(笑)

2021年9月上場株の事前評価と初値、その後の推移について

※事前初値評価A:上がる(10~20万円以上)、B:まずまず上がる(10万円程度)、

C:プラスになる可能性が高い、D:公募割れの可能性が高い

各初値予想サイトの評価の平均を以下に記載

アスタリスク:A  公開価格 3,300円

初値  5,760円(+2,460円)

10/12 5,840円(+80円)

2019年度より売上高・経常利益ともに伸びており、

連結の経常利益については倍倍となっており非常に好調

バーコードリーダー関係の会社でユニクロとの訴訟も話題となり

初値は予想通り大きく伸びた

VCの売り圧の関係?で一時は4,500円付近まで株価を落とすものの

話題性と実力を兼ね備えた会社として評価され初値付近まで値を戻している

セーフィー:C 公開価格:2,430円

初値  3,350円(+920円)

10/12 3,590円(+240円)

経常利益としては赤字続きではあったが、今期は黒字

売上高自体は2倍3倍と毎年増えている実績が買われたか

監視カメラを使ったクラウド型プラットフォーム「safie」を運用し、

データ蓄積・AI分析等で作業効率の改善等促すような画期的なシステムが

魅力的で今後も期待できそうな株である

プロジェクトカンパニー:B  公開価格:2,650円

初値  3,500円(+850円)

10/12  5,060円(+1,560円)

設立から5年と短い、ロックアップのかかっていないVCや

重めのストックオプション、最近はDX系であるだけでは高騰しにくいことから

初値は抑えられた模様

しかし、今の時代にばっちりのDX支援系であり。売上高・経常利益ともに設立より5期連続の上昇

ここ2期は急激に経常利益が伸びており、大きな期待感から株価を伸ばしている

シンプレクス・ホールディングス:D  公開価格: 1,620円

初値  1,660円(+40円)

10/12 2,419円(+759円)

上場前はVCじゃぶじゃぶ・売出100%のイグジット案件として公募割れ必須とまで言われた

表面上ではDX押ししているものの、実情はシステムインテグレーションの会社であり

正直ノーマークだった

上場後は、経常利益で3期連続10%以上の伸びを見せている点など業績好調であること

が評価されたのに加え、DX系の会社と捉えられ、上場後PER21倍が好調DXにしては

安いと取られ伸びに繋がったか

ジィ・シィ企画:B 公開価格:1,890円

初値  2,560円(+670円)

10/12 2,063円(-497円)

上場後3,500円以上まで膨れ上がったものの失速して初値以下まで落ちている

キャシュレス決済関係でテーマ性があり、売上高は堅調に推移していること

VCなしロックアップもしっかりかかっており、上場後は勢いでガツンと騰がったか

キャシュレス還元事業の特需が終了していくこと、

今期は前期よりも経常利益が大幅に小さくなりそうなことから、

祭りの相場が終了したあと墜落したか

リベロ:C 公開価格: 1,400円

初値  1,940円(+540円)

10/12 1,592円(-348円)

移転者サポート事業(インターネット比較事業)と非常に地味で

今後伸びていきそうなイメージがない印象

売上・経常利益は堅調に推移しており、VCなし、ロックアップも

価格解除なしの180日間、上場時のストックオプションの行使もなしで

初値はある程度上がった模様

ROBOT PAYMENT :A 公開価格:1,860円

初値  3,725円(+1,865円)

10/12 3,445円(-280円)

ネット決済代行サービス、請求書関連業務の自動化・効率化のクラウドサービスと旬な事業

経常利益の伸びが2~3倍と推移しており公募売出2200枚と極めて少なかったため初値上昇

上場後は公開価格の2倍に達しロックアップ解除により値が伸び悩んだか

すでにPERが高値圏に位置しているので、上場後の勢いからの限界突破がない現状では

株価が更に上がっていくのは難しいのでは?と個人的には思っているが、

最近じりじりと値を戻している

デジタリフト:B 公開価格:  1,570円

初値  2,110円(+540円)

10/12 1,646円(-464円)

デジタル広告運用サービスの会社。

デジタル関連で将来性はないわけではないが、「普通」という印象。

売上・経常利益ともに堅実に伸ばしている印象で、

12月決算に向けてじりじりと上げてくるかもしれない

レナサイエンス:C  公開価格 : 670円

初値   976円 (+306円)

10/12  714円 (-262円)

赤字バイオでVCモリモリの銘柄ながら、

コロナ関連の治療薬開発をしていることから、

ある程度注目され初値はなんとかなった

しかしセカンダリーでは失速し、やはり赤字バイオは厳しいという印象
コアコンセプト・テクノロジー:A  公開価格: 3,500円

初値  7,040円 (+3,540円)

10/12  5,560 (-1,480円)

製造業や建築業の機械操作のIT化など

IoTやAI、DXとも捉えられる流行りのテーマを扱う

業績も右肩上がりで、VCもなしということで、初値は高騰

当選組の方は利益を得やすかったが、

初値高騰銘柄は上場後は上値が重い傾向にあり、

今回もその例に漏れず一時は4500円付近まで値を落としていた

値嵩株は値動きが大きく、初心者はよっぽどじゃない限り

手は出さない方がいいことを改めて教えてくれる銘柄

ユミルリンク:B   公開価格: 1,000円

初値  1,711円(+711円)

10/12  1,225円(-486円)

業績右肩上がりのメッセージングプラットホームサービスの会社

VC、ストックオプションともになしで需給がよく、初値はまずまずだった。

大手さんとの実績も豊富で防災や連絡システム等で今後の需給もありそうだが、株価は軟調。

上場関連費用の経費により12月期は経常利益マイナス予想であることが尾をひいているか?
モビルス:AB   公開価格: 1,280円

初値  1,830円  (+550円)

10/12  1,534円 (-297円)

コンタクトセンター向けSaaSプロダクトなどのCXソリューション提供会社

チャットボット市場シェア1位と話題性あり

経常利益は凸凹しているものの売上高はゆるやかな右肩上がりで

確実に伸ばしてきている印象。

ただVC、ストックオプションともに多かったことから、

思ったより初値が伸び悩み、セカンダリーも沈むという結果?

派手さがないのと、よくある業種と思われたか?

メディア総研:B  公開価格: 2,900円

初値  3,105円(+205円)

10/12  2,329円(-776円)

就活イベント事業などを手掛ける会社

VCなし、ストックオプションそこそこで需給はあり初値はなんとかなった

ただ、個人的に少子高齢化の中で特化型とはいえ就活イベントの会社ってどうなの?

と思っているうちにみるみる株価が下がっていった

ただ需給ゼロにはなりにくい分野、業績は好調なので、ある程度下がったところで

買いに出る人もいるのかもしれない。

Geolocation Technology: B   公開価格: 2,240円

初値  3,550円 (+1310円)

10/12  2,805円(-745円)

IPアドレスに関する技術・サービス提供で専門性あり

公開株数は少なく需要ありということで初値は伸びた

しかし、売上・利益ともに不安定な印象で上場後は沈没している

投資素人・ゆったーまんの初値・その後の値動き分析

初値が高い銘柄(値嵩株)ほど、値幅制限が広くなるため、

値動きの幅が大きくなり、セカンダリーで負けた場合の損失は大きくなります。

初心者であるゆったーまんは値嵩株には手を出さない方がよさそうです。

初値の騰落率が大きさと公開後の値動きにはそれほど関連性はなさそうです。

中身がよければ上がるし、普通以下のものは下がります。

今の相場では、セカンダリーで勝つことは難しく、勝率は低い状況で、

普通以下の株は約1カ月で2割から3割の値を落としています。

投資初心者であるゆったーまんは、慎重に銘柄選びを行いたまーに手出しをする程度です。

初値時PERが伸びすぎた株はその後買われないのではと思ってまとめてみました。

「PERなんて単なる目安で、上場後伸びるかどうかには関係ねぇ!」

ということがよくわかるグラフになっています。

やはり上場後の短期の相場では

①業績が安定的に大きく伸びているのか

②今後の将来性はあるのか

③VC、ストックオプションの売り圧はどうか

の順で勝てる銘柄選定が必要なのかもしれないなと思っています。

まとめ

・2021年9月IPOの初値売り勝率は100%

・初値売り損益は10万円以下が多く芳しくない状況

・セカンダリーも軟調になることが多く、14社中4社しか初値を上回っておらず、

公開価格割れの銘柄もある状況で、簡単には勝てない相場が続く

・素人は①業績②将来性③売り圧を確認し、

株価が低く、リスクの低い銘柄で勉強していくと安心して取引できそうにみえる

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